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新潟第九コンサートについて

 新潟第九コンサートは、第四銀行(当時)主催により「だいしライフアップコンサート」として1990年以降毎年開催されてきたものを引き継ぐ形で、新潟第九コンサート実行委員会主催、新潟交響楽団共催として、1999年より毎年年末に開催しています。

 

 毎年6月上旬より新潟第九合唱団の募集を開始し、8月下旬から初心者向けの練習、10月から全員練習を行い、年末の公演に向けて進んでいきます。

 新潟第九合唱団は、初めて第九を歌う方や合唱自体が初めての方にも毎年多数のご参加頂いております。300名の合唱、80名のオーケストラ、1300名超の聴衆による歓喜の歌をみなさんも一緒に味わいましょう!

新潟交響楽団

新潟第九コンサートの管弦楽担当の新潟交響楽団

「潟響」の愛称で市民に親しまれている新潟交響楽団は、昭和6年(1931年)新潟市に誕生した日本で二番目に古い社会人アマチュア・オーケストラです。昭和初期の新潟はまだクラシック音楽の揺籃期にありましたが、創立者の松木氏は楽器・楽譜の調達や団員の確保に東奔西走し、新潟交響楽団が誕生しました。第二次世界大戦の勃発などで存亡の危機に瀕した時期もありますが、音楽愛好家の情熱に支えられて、その灯は消えることはありませんでした。

終戦後は県内各地を巡回し地方公演を重ね、昭和28年に戦後第1回目の定期演奏会を開催して今日の基盤を確立、昭和44年ベートーヴェン「第九交響曲」をアマチュア・オーケストラとして県内にて初演しました。また、「だいしライフアップ・コンサート」や「県民文化祭」等でベートーヴェン「第九交響曲」を県内各地の合唱団と共演するなど、幅広い演奏活動を通じて地域音楽文化の向上と発展にも貢献しています。平成14年8月には第30回記念全国アマチュア・オーケストラフェスティバル新潟大会を開催、総裁の故・高円宮殿下をお迎えしての演奏会は大成功を収めました。

昭和57年新潟日報文化賞(芸術部門)受賞。平成元年新潟市市制施行100周年記念表彰。平成4年文部大臣賞(地域文化功労者)受賞。

新潟第九合唱団

新潟第九コンサートの開催にあたり毎年6月より公募を開始し、過去の参加者と新規参加者を募集し300名ほどの合唱団を編成しています(合唱経験や第九経験が無くても参加可能)。9月より初心者向けの練習を開始し、初めてでも参加出来るようサポートを行い、10月中旬より経験者を含めた全員練習、年末のコンサートをもって毎回解散しています。

これまで、下は小中高生から上は人生経験豊かな世代まで、非常に幅広い世代に参加いただいています。

新潟第九合唱団指導スタッフ

佐藤 匠(合唱指揮)

 

上越市出身。新潟大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻中退。声楽を故・工藤智昭、故・箕輪久夫、黒田博の各氏に、ピアノを故・岩田由紀香、松田久子の各氏に師事。故・村方千之氏に指揮法を学ぶ。

現在、新潟県内各地の10団体ほどで指揮者・トレーナーを務めるほか、客演指揮や合唱・発声指導を行い合唱指揮者として活動している。また新潟シューベルティアーデ、歌苑の集の代表を務め、歌曲演奏をライフワークとしている。

JCDA日本合唱指揮者協会会員。新潟市在住。HP:https://tek310.jimdofree.com

鈴木 由香(トレーナー)

 

新潟大学教育学部特別教科・教員養成課程(音楽)卒。声楽を箕輪久夫、大国和子・松浦良治・竹内友子・谷篤の各氏に、指揮法を江上孝則氏に師事。全日本合唱コンクール全国大会に、レディースクワイヤJune(指揮:箕輪久夫)として数回出場、新潟市立赤塚中学校を指揮して2回出場し、銀賞受賞。新潟市在住。

齋藤 美香(練習ピアニスト)

 

新潟大学教育人間科学部芸術環境創造課程音楽表現コース卒業。ピアノを田中幸治、山井満樹の各氏に師事。新潟大学大学院教育学研究科音楽教育専修修了。

​現在、合唱団にいがたの伴奏ピアニストを務める。

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